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富士山こどもの国について

富士山こどもの国についてご紹介します。

富士山こどもの国とは

次代を担う子ども達が、富士山麓の雄大な自然の中で、友達や家族と元気にのびのびと遊ぶことを通じて、生命の貴さや自然の豊かさを学び、夢や冒険心を育むことができる場として、また、地域や利用者が交流できる場としての公園運営を目指す。
富士山こどもの国は、富士山のすそのに広がる自然あふれる広さ94.5ヘクタールの公園です。この公園は「街」「草原の国」「水の国」のエリアからできています。ジェットコースターや観覧車はありません。大地と自然が遊具であり遊びの素材である公園です 。また、毎月四季の表情に寄り添うような、いろいろなイベントを開催しています。

「街」エリア

「街」エリアは、富士山こどもの国の中心に位置しています。
賑わいにあふれ、「草原の国」「水の国」への出発地点でもあります。また、宿泊施設「ホテル ロッジ」やお土産を販売している売店、レストランがあります。

「草原の国」エリア

「草原の国」エリアは富士山こどもの国の中で最も広いエリアです。
動物がいる「まきば」やキャンプ場、アスレチックのある「わんぱくの森」などたくさんの施設があります。冬には人工雪を降らせた「雪の丘」で、雪遊びやソリすべりを楽しむことができます。

「水の国」エリア

「水の国」エリアは「街」エリアの東側にあります。
水遊びに親しむエリアであると共に、水鳥や魚、昆虫など水辺の生き物を観察することができます。春から秋にかけては、ニジマスを釣ったりカヌーで池をすべったりして遊ぶことができます。

ユニバーサルデザイン

富士山こどもの国は、ユニバーサルデザインを採用した公園として1999年4月26日にオープンしました。
開園以来、多くの方々にご利用いただいており、元気な子どもたちはもちろんのこと、障がい児・者、ベビーカーをお持ちのご家族や高齢者、外国の方など、すべての来園者がその人それぞれの個性に応じて楽しめる公園づくりに取り組んでいます。「こどものくにゲート」から広場に至る園路は、階段・スロープ・障がい者用スロープカーで通行できるようになっており、障がいがある方には無料で車いすの貸し出しも行っています。

このようにユニバーサルデザインを採用した富士山こどもの国は、物理的な障壁を可能なかぎり解消した公園として、さまざまな方にご来園いただいています。だからこそ気をつけなければならないことがあります。それは、スタッフの「心のユニバーサルデザイン」です。手を差し伸べる人のハート(やさしさ)に勝るハード(建物・設備)はありません。それにハードは現時点での最良なものでしかありえませんが、ハートはいつまでも新鮮であり続けます。

すべての人にやさしいスタッフがいて、初めてユニバーサルデザインを採用した公園が活きてきます。「人にやさしい公園から、人がやさしい公園へ」。これが富士山こどもの国の目標です。

建築物

「こどもセンター」や「草原の家」などの園内の建築物は、「県福祉のまちづくり条例」の基準に適合した施設整備がされています。
さらに公園施設の整備にあたっては、有識者にアドバイスしていただいたり、実際に障がいがある方に試していただきご意見をいただいたりと、よりよい整備になるよう努めています。主な園路は車イス利用者、ベビーカー利用者などに配慮し、アスファルトなどの平滑な仕上げになっています。勾配は5%未満としており、50m間隔で休憩スペースを設けています。

宿泊施設・トイレ

「街」エリアにある宿泊施設「ホテル ロッジ」は「ハートビル法」等の適合基準に沿って設計されていますが、特にその内の4部屋は、トイレや浴室が障がいがある方、高齢者のご利用を容易にする設備を整えています。
また「草原の国」エリアにある宿泊施設「パオ」は、車いすやベビーカーのままパオ内に入れるよう、外と内の段差をなくし、フラットにした集落があります。園内のすべてのトイレには、簡易ベビーベッドなどを備えた多目的トイレを併設しています。便座は、シャワー洗浄付き暖房便座になっていますので、気温の低い冬でも快適に利用できます。

こどもの国列車

広大な園内を走るSL風な外観をした「こどもの国列車」へは、車いすやベビーカーのまま乗り込むことができるように車両が工夫されており、「街」エリアと「草原の国」エリアとの往復、「街」エリアと「水の国」エリアとを往復する2編成で運行しています。
冬季は路面凍結のおそれがあるため、お客様の安全に配慮して園内バスが運行します。

インフォメーション

園内案内として触れると分かる触知案内地図や、人影に反応して園内案内が流れる音声ガイドなどを設置しています。
そのほかに、遊び心をちりばめたこどもの国独自のユニバーサルデザインも採用しています。絵文字を導入した触知対応のピクトサイン(絵による案内表示)は、目の不自由な人や子どもたちに、想像をふくらませ、発見する喜びを感じ取ってもらいたいという願いが込められています。

点字ブロック

屋外の点字ブロックは、玉石できています。
子どもが何だろうとふと足を止め、大人が「これは目の不自由な方が、ここに何があるよってわかるようにしてあるんだよ。」と、説明している光景に出会ったりします。また、視覚障がいがある方が利用する白杖に対応した園路の縁のガイドとして、溶岩や丸太を使用しています。景観に溶け込んだデザインになっている上、白杖に伝わる感触や音の違いを楽しんでいただくこともできます。
そして「花の谷」や「湿性の森」には、身体の不自由な方でも花に簡単に近づいて花の香りや手触りを楽しむことができるよう、レイズドベッドと呼ばれる地面より高く作られた場所に山野草などが植えられているエリアがあります。
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